カメラ・映像機材

湘南・鎌倉の映像映え撮影スポット15選|プロが教えるロケハンガイド

・12分で読める

こんにちは、僕は映像制作会社 LIGHTMAN を運営しながら、毎日のように湘南・鎌倉を駆け回ってロケハンをしています。Vlogから企業PR動画まで、いろいろなプロジェクトを手がける中で、「湘南で本当に映える撮影スポットはどこ?」という質問をよく受けます。

この記事では、僕自身が実際に足を運んで厳選した、湘南・鎌倉の映像映え撮影スポット15選を紹介します。エリア別、季節別、そして撮影機材のアドバイスも込めて、ロケハンの実践的なガイドをお届けします。

エノシマエリア|海と島の絶景スポット4選

1. 江の島展望灯台(シーキャンドル)

推奨撮影時間:朝日・夕焼けの時間帯(6:00〜8:00、16:30〜18:30)

江の島のシンボル、シーキャンドルはVlogの定番ロケーション。灯台からは相模湾全体が見渡せて、朝日が海を照らす瞬間は本当に映えます。

僕がよく利用するのは、早朝6時台。観光客が少なく、海面が鏡のようになる時間帯です。ドローンでの撮影も人気が高いので、事前に公式サイトで許可条件を確認してください。

撮影のコツ:

  • 朝日が灯台の背後から出る瞬間をタイムラプスで撮影すると絵になる
  • 灯台の階段を登りながら撮影すれば、立体的な映像が取れる
  • 梅雨の晴れ間は空気が澄んでいて富士山も見える

機材提案:広角レンズ(14-24mm程度)とND フィルターがあると、昼間でも映画的な表現ができます。

2. サムエル・コッキング苑

推奨撮影時間:午前中(9:00〜12:00)

江の島の南側に広がる庭園で、季節ごとに異なる花が咲き乱れます。僕が撮影したVlogでも、ここの四季折々の風景は視聴者から「美しい」というコメントが殺到します。

特に春のサクラナデシコ、夏のブーゲンビリア、秋のコスモス、冬のプルメリアと、年間を通じて被写体に事欠きません。

撮影のコツ:

  • 花を大きくアップで撮り、背景に相模湾をボカして使う構図が効果的
  • スローモーション撮影で花の揺らぎを強調すると、視聴者の目を引く
  • 午前中は逆光になりやすいので、リフレクターを持参するといい

機材提案:マクロレンズ(100mm以上)があれば、花のディテールを際立たせる映像が撮影できます。

3. 弁天橋(紅葉の季節)

推奨撮影時間:夕方(15:00〜17:30)

江の島へ向かう橋の上から、稚児ヶ淵の波とサーファーたちを望める独特のスポット。特に秋から冬の夕焼けは、本当に映えます。

サーファーのアクションと夕焼けを組み合わせれば、ドキュメンタリー風の映像が完成します。

撮影のコツ:

  • 逆光をしっかり活かして、サーファーのシルエットを際立たせる
  • 波のざぶざぶという音声も忘れずに録音する
  • 橋の上は風が強いので、マイクの風防対策は必須

機材提案:スタビライザーがあれば、橋の揺れを吸収した滑らかな映像が撮れます。

4. 稚児ヶ淵(ちごがふち)

推奨撮影時間:朝焼け・昼間(5:30〜10:00)

江の島の西側、波が打ち付ける磯場のエリア。一見危険そうですが、朝日が岩を照らす瞬間の映像美は格別です。

僕のクライアント企業のPR動画でも、この場所を使用したショットは特に反応が良いです。

撮影のコツ:

  • 干潮時間を確認してから行く(安全性と撮影のしやすさのため)
  • 波のしぶきをスローモーションで撮ると、ドラマチックな演出ができる
  • 岩場は滑りやすいので、安全靴と三脚の安定性に注意

機材提案:防水ケースに入れたカメラと、高性能な手ぶれ補正が必要です。

鎌倉エリア|歴史と文化の映像スポット4選

5. 鎌倉大仏(高徳院)

推奨撮影時間:早朝(6:00〜7:30)

観光客で有名な鎌倉大仏ですが、早朝に訪れると、静寂に包まれた空間で撮影できます。僕は毎月1〜2回、明け方にここでロケハンをしています。

大仏の荘厳さを引き出すには、朝日が大仏を斜めから照らす時間帯がベストです。

撮影のコツ:

  • 大仏の顔をローアングルから撮ると、迫力が出る
  • 周囲の参道の樹々を前景に入れると、空間的な深さが生まれる
  • タイムラプスで朝焼けから昼への時間経過を表現するのも効果的

機材提案:広角ズームレンズ(24-70mm)があれば、大仏全体から顔のアップまで、様々なフレーミングに対応できます。

6. 瑞泉寺(ずいせんじ)

推奨撮影時間:午前中(9:00〜12:00)

JR北鎌倉駅から徒歩15分ほどの、静寂に包まれた古刹です。竹林の参道と、京都のような落ち着きのある雰囲気が、Vlogでめちゃくちゃ映えます。

都会の喧騒から逃れたい視聴者に向けた、瞑想系やASMR系の映像制作にぴったりです。

撮影のコツ:

  • 竹のそよ風を音声で捉えることで、映像に立体感が生まれる
  • 参道を歩きながらのスムーズなパン撮影を心がける
  • 秋は落ち葉のベッドが敷かれ、さらに雰囲気が深まる

機材提案:ショットガンマイク+ウインドスクリーンがあれば、風音を最小限に抑えた高品質な環境音を録音できます。

7. 鶴岡八幡宮(参道・段葛)

推奨撮影時間:朝(6:00〜8:00)または夕方(16:00〜18:00)

鎌倉の顔ともいえる八幡宮。特に参道である段葛は、両脇に桜や紅葉が美しく、季節感を表現するのに最適です。

僕が撮影したクライアントのブランド動画でも、このロケーションを使ったシーンは「日本の美しさ」として高く評価されました。

撮影のコツ:

  • 参道を奥へ奥へと進むショットで、視聴者を八幡宮へ引き込む
  • 参拝客の後ろ姿をシルエットで捉えると、ストーリー性が生まれる
  • 季節ごとに異なる景観を時系列で繋ぐと、年間を通した映像資産ができる

機材提案:スタビライザーで参道を歩きながらスムーズなショットを撮影できれば、映画的な表現になります。

8. 由比ガ浜(ゆいがはま)

推奨撮影時間:朝日・夕焼け(5:30〜7:00、16:30〜18:30)

鎌倉を代表するビーチです。天気が良い日は、正面に富士山を望めます。サーファー、ランナー、カップルなど、様々な人間模様が演じられる場所です。

ドキュメンタリー系の映像なら、この場所でのインタビューロケーションも効果的です。

撮影のコツ:

  • 朝焼けの時間帯に、富士山のシルエットを狙う
  • 波のうねりを前景に入れることで、臨場感が出る
  • 人物を入れるなら、夕焼けを背景にしたシルエット撮影が効果的

機材提案:ND フィルターと偏光フィルターで、昼間でも映画的な濃い色合いが表現できます。

チガサキエリア|サーフィンカルチャーと海の映え4選

9. 茅ヶ崎海岸(東海岸南地区)

推奨撮影時間:夕方(15:00〜18:00)

茅ヶ崎はサーファーの聖地。僕の地元でもあり、毎週末ここでロケハンをしています。特に東海岸南は、海側からの夕焼けが映える場所です。

サーフィン系のVlogやアクションカメラの映像素材としては、日本有数のロケーションだと思っています。

撮影のコツ:

  • 波のトップでサーファーが立ち上がる瞬間をハイスピード撮影する
  • 夕焼けの時間帯なら、海面の反射光がキラキラして、ナチュラルな美しさが出る
  • 複数カメラで同時撮影すれば、プロレベルの編集素材が取れる

機材提案:アクションカメラ(GoPro など)+ 防水ケースで、サーファー目線の映像が撮影できます。

10. 茅ヶ崎漁港(とうもろこし畑エリア)

推奨撮影時間:朝(5:30〜7:00)

早朝、漁船が出港する時間帯の映像は、本当に詩的です。朝日を受けた漁港の光景は、映画のオープニングシーンにそのまま使えるレベルです。

地域の人々とのインタビューを組み合わせれば、ドキュメンタリーとしてのストーリーも成立します。

撮影のコツ:

  • 漁師さんに事前に許可を取ってから撮影する(信頼関係が大事)
  • 朝日が漁船を横から照らす瞬間をタイムラプスで記録する
  • セリの時間帯なら、活気のあるシーンが撮れる

機材提案:ワイヤレスラペルマイクで、漁師さんのナレーションを高音質で録音できます。

11. 茅ヶ崎ヘッドランド

推奨撮影時間:午前中(9:00〜12:00)

茅ヶ崎の北端にある人工の岬。メロンが育つ温室地帯の向こうに、相模湾が広がる独特の景観です。観光客が少なく、ローカルな雰囲気の映像が撮影できます。

撮影のコツ:

  • 温室群を前景に入れることで、地域の産業を表現できる
  • ドローンからの俯瞰映像で、メロンハウスと海の地形を一度に見せるのが効果的
  • 季節によって農業の風景が変わるので、定期的に訪れる価値がある

機材提案:ドローン(DJI Mini など小型タイプが規制対応しやすい)を持参すると、他にない映像が撮れます。

12. 汐見台公園

推奨撮影時間:夕方〜夜間(16:00〜20:00)

茅ヶ崎の丘の上にある公園から、夜景が見下ろせます。夜間のタイムラプスで茅ヶ崎の夜景を撮影すると、都市感のある映像が完成します。

僕が関わったナイト系の企業 PR 動画では、ここのロケーションが大活躍しました。

撮影のコツ:

  • 三脚を安定させ、ISO を上げすぎないように設定してノイズを最小限に抑える
  • 車のライトが通過する瞬間をタイムラプスに入れると、動的な映像になる
  • 昼間と夜間の両時間帯を撮影して、時間経過を表現するのも効果的

機材提案:ND フィルター + ノイズリダクション機能が優れたカメラが必須です。

ハヤマエリア|別荘地と自然美の融合エリア4選

13. 葉山磯浜(いそはま)

推奨撮影時間:朝(6:00〜8:00)

鎌倉の南、葉山町の高級別荘地に隣接した磯浜。都会的でありながら、自然の岩場が美しく残っている、独特のロケーションです。

ラグジュアリー系のブランド動画やウェディング映像では、ここでの撮影が非常に人気があります。

撮影のコツ:

  • 朝日が岩を斜めから照らす瞬間を逃さない
  • 磯のテクスチャーを大きく写し込むことで、高級感が出る
  • 人物を入れる場合は、白系の衣装がこの場所とマッチする

機材提案:プライムレンズ(35mm または 50mm)で、引き算の美学を表現するのが効果的です。

14. 葉山灯台(剣ヶ崎灯台)

推奨撮影時間:夕方(16:00〜18:00)

葉山の最南端にある灯台。周囲は断崖絶壁で、相模湾を一望できます。映画のクライマックスシーン的な映像が自然に撮影できる場所です。

撮影のコツ:

  • 灯台を逆光で撮影し、後ろにある海をボカす
  • 断崖絶壁のスケール感を出すために、ドローンからの空撮が有効
  • 風が強い場所なので、マイク、レンズ、三脚の安定性チェックは必須

機材提案:NDフィルター + 偏光フィルターのダブル使用で、映画的な色彩が実現します。

15. 葉山公園

推奨撮影時間:午前中〜夕方(9:00〜18:00)

葉山町営の公園で、一色海岸を見下ろす立地。ピクニック系、ライフスタイル系の映像に最適です。

家族向けの Vlog やウェディングフォトの背景としても、自然な日本の美しさを表現できます。

撮影のコツ:

  • 緑の芝生を前景に入れることで、落ち着きのある映像になる
  • 海へ下りる階段を使ったシーンで、動的な構成ができる
  • 四季の木々の変化を時系列で追うと、季節感のある映像素材になる

機材提案:ジンバルスタビライザーで、階段や坂道での歩行撮影を滑らかに表現できます。

季節別ロケハンガイド|時間的価値を最大化する

春|江ノ電沿線の桜とエノデン情緒

3月下旬から 4月中旬、江ノ電沿線は桜のトンネルになります。僕がいつも狙うのは、極早朝(5:00〜6:30) の無人の線路を背景にした桜の映像です。

江ノ島駅から鎌倉駅にかけて、どの駅でも映えスポットが見つかりますが、特に「長谷駅〜極楽寺駅間」の踏切は、映画のワンシーンのような美しさです。

撮影ポイント:

  • 江ノ電が通過する直前のカットと、桜のクローズアップを組み合わせる
  • 朝日が桜の花びらを透す瞬間をハイスピード撮影する
  • スローモーションで花吹雪を表現すると、視聴者の心を掴める

夏|サンセットとサーフィングの黄金時間

6月〜8月、18:00〜19:00 の時間帯は、サーファーたちの活動が最も活発です。この時間に茅ヶ崎や江の島のビーチで撮影すれば、活気に満ちた映像が撮影できます。

また、この季節のサンセットは色合いが深く、ドラマチックな映像になりやすいです。

撮影ポイント:

  • サーファーのアクションと夕焼けを重ねて撮影する
  • ビーチの砂浜で遊ぶ家族連れをシルエットで捉える
  • 海水の反射光を活かした逆光撮影で、独特の美しさが出る

秋|紅葉とお寺の雰囲気

10月〜11月は、瑞泉寺、建長寺などの古刹の紅葉が見頃です。これらのロケーションは、秋の静寂を表現するのに最適です。

また、段葛(だんかずら)の紅葉も美しく、八幡宮参詣の人々と紅葉を組み合わせた映像は、日本の文化性が強く出ます。

撮影ポイント:

  • 逆光で紅葉を透す撮影で、玉ボケを活かす
  • 落ち葉を踏む音声を高音質で録音する
  • 参拝客のストーリーテリングと組み合わせて、ドキュメンタリー感を演出する

冬|イルミネーションと凜とした風景

12月〜1月は、鎌倉の各所でイルミネーションが点灯されます。江ノ島灯台の周辺、八幡宮の参道など、光と影のコントラストが映画的です。

また、冬の早朝は空気が澄んでいて、富士山が見える確率も高くなります。

撮影ポイント:

  • イルミネーション点灯直後(日没から 30分程度後)の時間帯を狙う
  • 昼間の景色から夜景への移行をタイムラプスで記録する
  • 冬の澄んだ空気を表現するために、ISO は低めに保つ

プロが実践するロケハン・チェックリスト

これまで 100 本以上のロケハンをしてきた僕が、毎回必ず確認することをリストアップしました。

事前準備フェーズ

  • 天気予報+気象データの確認:風速、湿度、紫外線指数も含めてチェック
  • 撮影許可の確認:神社仏閣、公園、商業施設ごとに許可の要否を確認
  • アクセス・駐車場の確認:時間帯ごとの混雑度、最寄りの駐車場を把握
  • 日の出・日の入り時刻:季節ごとに朝日・夕焼けのゴールデンタイムを計算
  • 混雑状況の調査:SNS や Google Maps のリアルタイム情報を確認

現地撮影フェーズ

  • 機材の安定性チェック:三脚のレベリング、ジンバルのキャリブレーション
  • オーディオテスト:背景音のノイズレベル、マイクの指向性を確認
  • 複数ショットの準備:メイン構図のほか、B ロール 用の様々なアングルを確保
  • 安全性の確認:人通り、クルマの動き、崖やプールなど危険要素をチェック
  • 地元の人へのリスペクト:撮影前に簡単な挨拶を心がける

撮影後フェーズ

  • 素材のプレビュー:その場でフォーカス、露出、オーディオをチェック
  • ロケデータの記録:撮影日時、GPS 座標、使用機材、所要時間を記録
  • 天候・光の記録:同じロケーションの異なる時間帯・季節での撮影に活かす
  • お礼の言葉:協力してくれた地元の人や施設スタッフへの感謝を忘れずに

終わりに|湘南・鎌倉でストーリーを紡ぐ

僕が毎日のようにロケハンをしている湘南・鎌倉は、本当に表情豊かなロケーション宝庫です。

ここで紹介した 15 のスポットは、あくまで一例に過ぎません。季節が変われば、天気が変われば、時間帯が変われば、同じ場所でも全く異なる表情を見せてくれます。

大事なのは、「映える」ことだけじゃなく、そのロケーションと被写体のストーリーを引き出すことです。

僕の LIGHTMAN では、クライアントのブランドストーリーや個人の想いを、こうした湘南・鎌倉のロケーションを通じて映像化するお手伝いをしています。

「このロケーションでこんな映像を撮りたい」「企業の PR 動画を湘南で制作したい」といったご相談があれば、ぜひお気軽にお声がけください。僕たちのロケハンノウハウとクリエイティブチームで、あなたの想いをカタチにします。

LIGHTMAN への撮影・制作のご依頼はこちら

また、別記事では、湘南・鎌倉でのロケハンに最適な映像機材をピックアップしています。機材選びの参考にしてください。

関連記事

それでは、湘南・鎌倉でのロケハンを心から応援しています。素敵な映像ライフを!